桜満開の東京を車内でお花見しながら御茶ノ水へ。大学の宝庫ですね。袴姿の卒業生達で賑わっていました。

大学時代を懐かしみつつ、アレルギーとアトピーについて、最新の情報を学んで来ました。アレルギー検査、猫ちゃんの喘息、減感作療法、除去食などについて。。。

アレルギー体質は治せなくても、その症状は最小限を維持してあげられる、でもそこに辿り着くまでは、検査やら薬やらシャンプーやら食餌管理やら。。。獣医師よりもはるかに、飼い主様が最も苦労する病気の一つです。時間もお金もかかります。

でも一番辛いのは痒みに耐えるわんちゃん、下痢に苦しむわんちゃん、呼吸が苦しい猫ちゃん。。。

本日の内容も、やっぱりスパッと治せる特効薬があるわけではないけれど、調べるべき検査は高価だけど、改善への近道を、また少し、学んでこれたかと思います。

身体を掻き続けるわんちゃん猫ちゃんに、見慣れないで下さい。掻いちゃダメ!なんて叱らないで下さい。治らないからと、諦めないで下さい。

辛い症状を、言葉では伝えられなくても、そのサインを、見逃さないで下さい。

改善策は必ずあります。方法はたくさんあります。

 

写真はカユカユのわんちゃんを薬浴させて頂き病変を毛刈りしたところです。

舐め壊して毛玉だらけになっていた下腹部、薬浴だけでも治療効果があります。赤みが引くまでは内服も欠かせませんが、いずれ必ず改善出来ます。