月一回の超音波実習に参加してきました。本日の内容はお腹のリンパ節。同じリンパ節でも呼び名が新しく変更されていたり、紛らわしい名前があったりと、解剖学は名称を覚えるのが嫌になります。。。

正常だと描出がほとんど不可能なリンパ節が多く、実習の内容としては、いつもと違ってあるべきものを描出するのではなく、見つからないことを確認する内容だったので、不完全燃焼といいますか難しい印象でした。

お腹のリンパ節はあらゆる腫瘍の転移やリンパ腫を確認できる有用な検査です。場所によってはそのまま細胞診という検査へ進めるため、手術の判断、必要性や抗癌剤の選択肢など、次のステップを考える上で非常に重要な検査となります。

何かを疑って検査する場合のほか、他の超音波検査の際に偶然見つかる場合もあります。健康診断の一環として腹部の総エコーは是非お勧めです。